2010年 11月 29日
チェコからの手紙7 パーフェクトウィン |
ロナルドが予選TQ&決勝2ラウンド連取でパーフェクトウィンしました!
優勝が決まった2ラウンド目には、色々とドラマがあったので、
決勝の作戦を交えながら簡単に解説します!
決勝1回目!
スタート1時間前。
この時点で、決勝1回目は若干湿度が低いままスタートすることになると予想して、
ロナルドと1回目の作戦を話し合いました。
その結果、タイヤのグリップを100%食わせる方法でグリップ剤処理をして挑む事に。
スタートし直後のヘヤピンで少し浮き気味になるも、凄い速さのコーナリングでスタートからとばして行きます。
ロナルドとマーク、アレクサンダーが抜け出してその差0.3秒で3台のバトルが続きますが、
2分ぐらい経過時に、アレクサンダーがミスで後退。
その後ロナルドとマークの0.1秒差という大接近戦でレースが進み、
そんな接近でもロナルドは動じず、それに加えて車のパフォーマンスも最高で、
完全にペースをコントロールしている感じでトップゴール!
その差0.2秒でしたが、少し余裕がある感じにも見えました。
で、決勝2回目の1回目!?笑
今回もタイヤのグリップは100%で行くと同時に、
車のセットも少し上がってきた湿度に対応すべく若干変更して、スタートから逃げ切るセットにしました。
そしてスタート!
先ほどの1ラウンド目より路面グリップも上がっているようで、
最初のヘヤピンで少し浮きそうになりますが、コーナリングスピードは抜群で、
あっという間に2位のマークに3秒差を付けて独走します!!
そのまま周回を重ね、残り30秒!!!
え??レースストップ???(笑
なんとカーペットが剥がれてしまい、
「そこにティームとヴィクターの車が潜り込んでいます」!(驚
このラウンドで決まった!と思っただけに残念でしたが、
これもカーペットレースではたまにあるアクシデント、
すぐに気持ちを入れ替えて40分後の再レースの準備に取り掛かります。
ロナルドは全く気にしていない様子で、
次の作戦をすぐにミーティングし始めました。
そして、決勝2回目の2回目!
スタートしてすぐにロナルドのタイヤがおかしいことに気がつきました。
左コーナーだけ若干異音がします・・。
間違いなくインナーが切れてしまっている音がします・・・。
でも走ってる車を見てる感じでは、そんなに影響はなさそうですが、
このラウンドは「捨て」になってしまうかなー?って思いつつレースを見守りました。
1分経過時、ロナルド、マーク、アレクサンダーのその差は3台で0.3秒!!
コース中央のヘヤピンで、マークがロナルドのテールをプッシュしてしてしまい、
ロナルドが転倒。その間にアレクサンダーがトップに立ち、
マークはロナルドの復帰を待ってから2台がアレクサンダーを追いかけます!
その差は0.1~0.3秒というありえない距離のまま最終ラップに突入!!!
必死でアレクサンダーを追うロナルドとマークですが、なかなか抜く隙がありません!
しかし、ゴールまであと2コーナーというところで、
アレクサンダーが少しハイサイド気味になったのをロナルドは見逃さず、
鋭く抜き去りトップゴール!!!!!!
このラウンドもロナルドとマークの差は0.1秒!
非常に僅差でしたが、接戦を勝つことが出来て良かったです。
コースレイアウトがレース中に変わったり、カーペットが剥がれて中断になったり、
言ってませんでしたが、外は大雪で極寒だったりと、
色々ドラマがありましたが、今回もロナルドが素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたり、
沢山の応援も頂いたおかげで勝つことが出来ました。
次回は1月のDHIカップになります!
また応援宜しくお願いします!
Modified A-main leg 1 results
1. Völker Ronald – 26 Laps in 5:02.114
2. Rheinard Marc – 26 Laps in 5:02.384
3. Südhoff Frederik – 26 Laps in 5:06.874
4. Levanen Juho – 26 Laps in 5:07.387
5. Hagberg Alexander – 26 Laps in 5:07.560
6. Leino Teemu – 26 Laps in 5:08.282
7. Wilck Viktor – 26 Laps in 5:10.390
8. Harper Elliott – 26 Laps in 5:11.261
9. Prümper Yannic – 26 Laps in 5:11.750
10.Fleischmann Dominik – 25 Laps in 5:00.270
Modified A-main leg 2 results
1. Völker Ronald – 26 Laps in 5:03.290
2. Rheinard Marc – 26 Laps in 5:03.486
3. Hagberg Alexander – 26 Laps in 5:04.197
4. Südhoff Frederik – 26 Laps in 5:07.064
5. Harper Elliott – 26 Laps in 5:08.337
6. Leino Teemu – 26 Laps in 5:09.663
7. Wilck Viktor – 26 Laps in 5:10.602
8. Fleischmann Dominik – 26 Laps in 5:11.940
9. Levanen Juho – 26 Laps in 5:12.475
10.Prümper Yannic – 25 Laps in 5:07.498
Modified final results
1. Völker Ronald (DE) – 2pts
2. Rheinard Marc (DE) – 3pts
3. Hagberg Alexander (SE) – 5pts
4. Levanen Juho (FI) – 7pts
5. Südhoff Frederik (DE) – 7pts
6. Wilck Viktor (SE) – 12pts
7. Harper Elliott (GB) – 12pts
8. Leino Teemu (FI) – 12pts
9. Fleischmann Dominik (DE)
10.Prümper Yannic (DE) – 18pts
Report Yukijiro Umino
Special Thanks RedRC
優勝が決まった2ラウンド目には、色々とドラマがあったので、
決勝の作戦を交えながら簡単に解説します!
決勝1回目!
スタート1時間前。
この時点で、決勝1回目は若干湿度が低いままスタートすることになると予想して、
ロナルドと1回目の作戦を話し合いました。
その結果、タイヤのグリップを100%食わせる方法でグリップ剤処理をして挑む事に。
スタートし直後のヘヤピンで少し浮き気味になるも、凄い速さのコーナリングでスタートからとばして行きます。
ロナルドとマーク、アレクサンダーが抜け出してその差0.3秒で3台のバトルが続きますが、
2分ぐらい経過時に、アレクサンダーがミスで後退。
その後ロナルドとマークの0.1秒差という大接近戦でレースが進み、
そんな接近でもロナルドは動じず、それに加えて車のパフォーマンスも最高で、
完全にペースをコントロールしている感じでトップゴール!
その差0.2秒でしたが、少し余裕がある感じにも見えました。
で、決勝2回目の1回目!?笑
今回もタイヤのグリップは100%で行くと同時に、
車のセットも少し上がってきた湿度に対応すべく若干変更して、スタートから逃げ切るセットにしました。
そしてスタート!
先ほどの1ラウンド目より路面グリップも上がっているようで、
最初のヘヤピンで少し浮きそうになりますが、コーナリングスピードは抜群で、
あっという間に2位のマークに3秒差を付けて独走します!!
そのまま周回を重ね、残り30秒!!!
え??レースストップ???(笑
なんとカーペットが剥がれてしまい、
「そこにティームとヴィクターの車が潜り込んでいます」!(驚
このラウンドで決まった!と思っただけに残念でしたが、
これもカーペットレースではたまにあるアクシデント、
すぐに気持ちを入れ替えて40分後の再レースの準備に取り掛かります。
ロナルドは全く気にしていない様子で、
次の作戦をすぐにミーティングし始めました。
そして、決勝2回目の2回目!
スタートしてすぐにロナルドのタイヤがおかしいことに気がつきました。
左コーナーだけ若干異音がします・・。
間違いなくインナーが切れてしまっている音がします・・・。
でも走ってる車を見てる感じでは、そんなに影響はなさそうですが、
このラウンドは「捨て」になってしまうかなー?って思いつつレースを見守りました。
1分経過時、ロナルド、マーク、アレクサンダーのその差は3台で0.3秒!!
コース中央のヘヤピンで、マークがロナルドのテールをプッシュしてしてしまい、
ロナルドが転倒。その間にアレクサンダーがトップに立ち、
マークはロナルドの復帰を待ってから2台がアレクサンダーを追いかけます!
その差は0.1~0.3秒というありえない距離のまま最終ラップに突入!!!
必死でアレクサンダーを追うロナルドとマークですが、なかなか抜く隙がありません!
しかし、ゴールまであと2コーナーというところで、
アレクサンダーが少しハイサイド気味になったのをロナルドは見逃さず、
鋭く抜き去りトップゴール!!!!!!
このラウンドもロナルドとマークの差は0.1秒!
非常に僅差でしたが、接戦を勝つことが出来て良かったです。
コースレイアウトがレース中に変わったり、カーペットが剥がれて中断になったり、
言ってませんでしたが、外は大雪で極寒だったりと、
色々ドラマがありましたが、今回もロナルドが素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたり、
沢山の応援も頂いたおかげで勝つことが出来ました。
次回は1月のDHIカップになります!
また応援宜しくお願いします!
Modified A-main leg 1 results
1. Völker Ronald – 26 Laps in 5:02.114
2. Rheinard Marc – 26 Laps in 5:02.384
3. Südhoff Frederik – 26 Laps in 5:06.874
4. Levanen Juho – 26 Laps in 5:07.387
5. Hagberg Alexander – 26 Laps in 5:07.560
6. Leino Teemu – 26 Laps in 5:08.282
7. Wilck Viktor – 26 Laps in 5:10.390
8. Harper Elliott – 26 Laps in 5:11.261
9. Prümper Yannic – 26 Laps in 5:11.750
10.Fleischmann Dominik – 25 Laps in 5:00.270
Modified A-main leg 2 results
1. Völker Ronald – 26 Laps in 5:03.290
2. Rheinard Marc – 26 Laps in 5:03.486
3. Hagberg Alexander – 26 Laps in 5:04.197
4. Südhoff Frederik – 26 Laps in 5:07.064
5. Harper Elliott – 26 Laps in 5:08.337
6. Leino Teemu – 26 Laps in 5:09.663
7. Wilck Viktor – 26 Laps in 5:10.602
8. Fleischmann Dominik – 26 Laps in 5:11.940
9. Levanen Juho – 26 Laps in 5:12.475
10.Prümper Yannic – 25 Laps in 5:07.498
Modified final results
1. Völker Ronald (DE) – 2pts
2. Rheinard Marc (DE) – 3pts
3. Hagberg Alexander (SE) – 5pts
4. Levanen Juho (FI) – 7pts
5. Südhoff Frederik (DE) – 7pts
6. Wilck Viktor (SE) – 12pts
7. Harper Elliott (GB) – 12pts
8. Leino Teemu (FI) – 12pts
9. Fleischmann Dominik (DE)
10.Prümper Yannic (DE) – 18pts
Report Yukijiro Umino
Special Thanks RedRC
by insidety
| 2010-11-29 11:42
| Team Yokomo Report!