シルバーストーン・シリーズ戦 第9戦 |
Team Yokomo 村井正順からのレポートをご紹介します。
イベント名: 2010年 シルバーストーン・シリーズ戦 第9戦
場所: シルバーストーン・サーキット様(岡崎)
日時: 2010/9/11
種別: トゥエルブ
参加人数: 20名(YOKOMO 10.5T ストッククラス5名、オープンクラス15名)
今日はシルバーストーンさんでのR12初レースとなります。
《フリープラクティス》
コース内の温度は35度、湿度40%。
ここでは湿度60%を越えてこないと、グリップが上がってきません。
先週のテスト後、脳内セットを施してきましたがこれがまずまずのフィーリング。
3パックのフリー走行後、予選に入りました。
《予選1回目》
予選1回目は路面グリップの予想がいつも難しいです。
タイヤは前後ともフレッシュで、F42mm・R43mm(大径ホイルなのでいつもよりは直径が大きいです)。
トラクション剤はフロント12㎜塗り(30分)、リヤ全面塗り(60分)でスタート。
コンディションの上がっていない路面でのフレッシュタイヤは少々アンダー気味でしたが、
ベストラップは悪くない感じです。
福岡さんはバッテリーダウンでタイムオーバー。
予選1回目終了時。
《予選2回目》
フロントが外に逃げる動きがあったので、フロント・トーを変更(1mm外開きをトー角ゼロに)。
リヤのピッチングスプリングを軟らかくしました(Gold→Silverに)。
路面コンディションの上昇を考慮し、フロントタイヤのトラクション反応時間を変更(30分を20分に)。
この変更は良かったです、9秒台に突入。
福岡さん、またもやまさかのバッテリーダウンにより最終ラップで逆転出来ました。
予選2回目終了時の暫定Aメイン
《予選3回目》
ここから(日没後数時間経過)路面の読みが難しくなります。
2ラウンド目、若干のアンダーステアを感じたのとハイサイド対策として、
リヤタイヤの直径を小さくしてみました(43mmを42.5mmに)。
48周には入りましたが、若干リヤタイヤのグリップが薄く、何度が危ない場面がありましたので
決勝は43mmで行く事とします。
福岡さんはギヤトラブルでリタイヤ。
Aメインは上位8名。
R12初レースでTQ獲得!8戦連続のTQです。
Aメインは、yokomo、アソシで50%を占め、過去最高記録です。
R12(TQ)、アソシ(2位、4位、8位)、カワダ(3位、6位、7位)、CRC(5位)
《決勝》
アンダー対策として、バッテリーを前積みに、更にスタビ下に5gのウエイトを追加。
このあたりのセッティングの引き出しは、ドリフトのノウハウを引っ張り出していますね(笑)
スタートは決まりましたが、3位スタートの福岡さんの調子が良さそうであっという間に追い付かれました。
左高速コーナーでアウトに膨らんだ隙をつかれ、パスされてしまいます。
その後は細かいミスやハイサイドが重なりジリジリと離され、バトルに持ち込む事が出来ませんでした。
負けはしましたが、まだ十分なテストが出来ていないにも関わらず、
R12は良い走りをしてくれました。
ポテンシャルの高さを実感出来るレースに満足感はあります。
ストッククラスのR12ユーザーも好調です。
『R12は走り易い!』とご満悦の伊藤様、R12を2台ご購入いただいていま~す。
『今日は気持ち良く、楽しく走れました!』と、嬉しいご意見をいただけた加藤様。
加藤様にもR12を2台ご購入いただいています。
ありがとうございます!!
以上、レースレポートでした。
TEAM YOKOMO
村井
セッティングシートは後日公開予定。