レースレポート 1/12シルバーストーン・シリーズ戦 第2戦 村井正順 |
Team Yokomo 村井正順からのレースレポートです。
イベント名: 2010年 シルバーストーン・シリーズ戦 第2戦
場所: シルバーストーン・サーキット(岡崎)
日時: 2010/2/13
種別: トゥエルブ
参加人数: 18名 (YOKOMO 10.5T ストッククラス2名、オープンクラス16名)
本日のレポートはシルバーストーンさんのレース(第2戦)です。
今回も関東、関西からの遠征組がいなかったのと、
Aメイン常連のR5ユーザー1名(Oさん)の欠席が残念でした。
最近は自動車部品関連の会社が忙しいそうで、不参加の方が多いです。
《フリープラクティス》
練習走行は好調。
レースは、マシンセットは変えずにタイヤ・マネージメント
(直径、グリップ剤の塗り幅、反応時間)の変更だけで対応する戦略に確定。
予選は3ラウンド(オープンクラス x 4ヒート、ストッククラス x 1ヒート)、
組み合わせと1ラウンド目のスタート順は1月のレース結果となっています。
ここで、シルバーストーンさんのシリーズ戦のポイントをご説明しておきます。
TQ = 5ポイント、優勝 = 25ポイント、2位 = 20ポイント、3位 = 15ポイント、
以下5ポイントずつ減少となります。
1月のレースでは福岡君にTQ&WINを許してしまい、
30ポイント(TQ x 5ポイント、優勝 x 25ポイント)を取られてしまったので
年間ポイントを考慮すると、今日のレースは是が非でもTQ&WINを取りたいところです。
ちなみに第1戦終了時点で、福岡君30ポイント、私20ポイントです。
《予選1回目》
この日は湿度が40%と低く、さすがにいつものシルバー路面ではありませんでした。
練習時のデータを基に、グリップ剤の反応時間をいつもの倍としました。
タイヤ径は、フロント39.7㎜、リヤ40.7㎜。
スタート順は福岡、私、山崎さん。
スタート直後、タイヤのグリップ感が乏しくペースを上げられなかったが、
少しずつ追い付きトップに踊り出るもののミスで後退、その差は約2秒。
2秒差のまま付かず離れずの攻防だったが、5分過ぎにペースが上がり始め
7分頃にベストラップを更新、ラストラップで逆転しコンマ2秒差で暫定TQ。
1R終了時点の暫定Aメインの7名。
R5ユーザーの大戎さんが調子良さそうでした。
《予選2回目》
タイヤ径をコンマ1㎜小径に(フロント39.6㎜、リヤ40.6㎜)。
スタートは、私、福岡君、田中さんの順。
3周目まではペースが全く上げられず、福岡君に追い回される展開。
4周目からは次第にタイヤグリップが上がり始め、数週後にはトップ奪回。
その後、福岡君のミスにより楽な展開となり、4秒差でゴール。
タイムは2秒短縮。
2ラウンド終了時の暫定Aメイン。
《予選3回目》
路面はそろそろ仕上がって来ている様子。
タイヤ径を更に小径に(フロント39.5㎜、リヤ40.5㎜)。
このヒートのトップゴールがTQタイムとなる可能性がある重要なヒートです。
トップスタートは私。
スタート直後から、ほぼ同じペースで周回を重ねます。
淡々と付かず離れずのレース展開ですが、激しい攻防です!
コンマ1秒程度、ラップを上げられる余力はありましたが、
先月の様なミスを犯す訳にも行きませんので、
ここは若干の余力を残しつつ、コンマ7秒差でTQ獲得!
後ろとの間隔を見ながらの走行で、小さくまとめてしまいました(笑)。
Aメインは以下の通り(上位7名)。
R5は2台(TQと5位)です。
去年の9月以来のTQ獲得で、まずは5ポイントをゲット。
《決勝》
さて、いよいよ決勝です。
今日は予選3回共トップゴールと良い流れで展開しているとは言え、
その差は僅差ですので油断は出来ません。
キッチリ走って優勝しないと、ポイント差を縮められません。
タイヤ径、マシンセットは変更無し。
決勝スタート。
テンションを上げすぎない様、マインドコントロールは完了、スタートの合図を待ちます。
スタート!
各車綺麗なスタートでゼッケン順に周回。
福岡君は私の後ろにピタリと付けてきます。
2分経過までその差はコンマ数秒でしたが、僅かな隙を付かれインフィールドでかわされました。
その直後のコーナーで私はパイロンに乗り上げてしまい、コンクリートフェンスに正面衝突。
『万事休す!』と思いきや、マシンのダメージはありませんでした、R5は本当に頑丈です。
ここでやっとスイッチ(人間の)が入りました。
クラッシュ直後のラップからペースを上げ、この日最速の10”1を連発、
『最初っからそのペースで走れ!』と言われそうですね(笑)、
4分頃に福岡君に追い付き、数周程様子を見た後、一気にパス。
その後も安定したペースで周回を重ね、トップでゴール!
今のコースレイアウトは、セーフティーゾーンが殆ど無く、
パイロンに乗り上げると即コンクリートブロックへ激突する難コースの為か、
4位以下は全車リタイヤでした。
アソシR5が2台、M-300が4台、CRCさんが1台です。
モーターは、ノスラム4.5Tを使用しました。
今回もストレートスピードは速かったです!
パワー系のセットアップは以下の通りです。
・ モーター: ノスラム・ピュアエビリューション4.5T(指数:36.5、進角はマイナス5°)
・ ESC: ノスラム・パールエボリューション(ESC設定:2-1-0-0)
・ バッテリー: ピークマッチドYOKOMOリチウムポリマー 4400mAh/35C
今回のレースからレシーバー電源を変更しました。
今まではリポ7.4V/レギュレーター無し『7.4Vでサーボを駆動』していましたが、
これを『ブースター使用で5V』にしました。
7.4Vだとサーボが頑張り過ぎていて、ステア・フィールが悪かったのですが、
これが解消されました。
ブースターは飛行機用のパーツで\900弱のパーツですが、
こんな部品ひとつでマシンバランスが良くなりました。
マシンセットだけでなく、周辺機器のチョイスも重要ですね。
セッティングの奥深さを垣間見ました。
↓ ブースターはサーボの後ろ(小さいです)。
セッティングシート
以上、レースレポートでした。
TEAM YOKOMO
村井