Yokomo B-MAX4 セッティングシート 芹沢139勇久編 |
あのさわやかだった春を超え、今はジトジトの梅雨・・・。
個人的には、この季節は日本の四季の中で最悪の時期と思っております。
しかし、この時期「イキイキ」とした人達も居ます。
当然梅雨なので湿度が高い。身体だけでなく全てのモノがモイスチャー・・・。
お肌とオフロードコースの土にも最高なのです。
そうなると、俄然元気なオフローダー。
毎週ヤタベアリーナにも当然押し寄せ
フルグリップのオフロードをガンガン走らせています。
今回紹介するのは、ドリフトミーティングMCでもお馴染みのコノ男・・・。
Team Yokomo No,1の曲者。(苦笑)
芹沢「139」勇久です。
どこが曲者かって?
「存在全てdeath・・・・・・・・・・・。」
今回も、全てをワタシに任せられなかったらしく
アドバイスをメールで送ってきました。
コレを載せてください・・・・・・・と・・・・・・・・。
悪く言ゃ変人。
良く言ゃマジメ。
芹沢B-MAX4をご覧ください。
モーターは、ノースラム6.5
スタビは取り付け位置を変更し「わずか」に効きを弱く。
サスピンホルダーを上下逆に・・・。
サスピン位置を下げる。
舵角を多く取る為、カット。
ここからは、139ショウタイムです。
芹沢です。
このセットはどのコンディションでも良く走るとおもいますがよりウエットの路面で良さが発揮
出来る仕様です。まずセットを施す前にスリッパーとデフをチェックしてみてください。ここ
がダメだとなにをしてもおもったように走ることが難しくなってしまいます。
スリッパーの調整は説明書の状態よりきつめで使っています。その為にシムの設定は一番
きつくして、ギヤトラブルを防ぐようにしています。また、スリッパーは走るたびに状態が変化
していくので10パックくらいごとにスリッパーを外してチェックすることを習慣にしていくと、滑り
すぎなどのトラブルが防ぐことができます。
STナックルは切れ角をアップするため、内側に大きく削りを入れています。この効果は絶大
で、曲がりにくく感じていたコーナーが非常に楽になります。このセットの一番重要なポイント
です。
車高ですが、基本を常にF23㎜、R25㎜としています。路面状況で多少下げていくことは
ありますが、迷ったらこの数値にすようにしています。車高の影響はおもっているよりも大きい
です。
ダンパーのOリングですが、下側をクリアの標準タイプOリング、上側を青のハイグレードOリン
グ(YS-7HG)を使っています。この組み合わせにするとフリクションも丁度良く、何よりも
メンテナンスサイクルを伸ばすことができます。お勧めです。
オプションはチャンピォンパックを組んだ状態です。基本的にはデフ、ダンパー、スリッパーを
こまめにメンテすることで十分なポテンシャルを発揮できるとおもいます。走りとしては積極的
にブレーキを使いながら握る走りをするとクルマの持ち味が活かせるとおもいます。
以上です。
芹澤勇久